ミッドセンチュリモダンなハンガーラック 【イームズ ハング・イット・オール】
image via:Peppermags |
こんにちは、rejoiceです。
日本各地で最高気温記録が更新されていますね… 40度超えって、いったいどうなっちゃってるんでしょう。そしてワタシの働くオフィスや地下鉄線内はシンガポールの室内レベルに凍え死にそうな寒さ… 40度超えだっていうのにウールのスーツ着用って、この非合理…
毎日、ただでさえ帰宅までにはクタクタなのに、この猛暑が追い討ちをかけます。ホットヨガレッスン帰りであれば更にへロヘロっとして自宅玄関前にたどり着くわけですけど、そんなワタシを毎日キモチよく迎えてくれる愛いヤツがいるんです。ダンナさんでもなく、息子たちでも、ネコ科の三男坊でもなく… それは、わが家の玄関に設置しハンガーラック(笑)
きょうは、わが家の玄関で、毎日家族をあたたかく出迎えてくれる愛いヤツ(?!)オシャレで、やさしく、力持ち!なハンガーラック 【イームズのハング・イット・オール】のことについて少し。
ハンガーラック あっちにもこっちにも設置
ハンガーラック好きです。「それ、ちょっとここにかけておいていいよ~」とでも言っているような、大らかに手を伸ばすような雰囲気。サッとかけたストールや帽子がステキにサマになって見えたり。特にかけるものがなくても、それはそれでいい感じ。
わが家には3つのハンガーラックセクションがあります(実はもっと増やしたい..)
● 玄関
● バスルーム前
● キッチン
それぞれに、タイプの違うウォールフックを取り付けてます。
玄関は前出のイームズのハング・イット・オール。バスルームは黒いアイアン製のクラッシックなフックで、かけるのは主にバスタオルなど。キッチンにはアンティークの木とアイアンのコンビラックにキッチンクロスやエコバッグをかけて… みんなそれぞれにいい仕事してます。
いちばんのお気に入りは、玄関のハング・イット・オール。この名前もツボです。「ぜんぶかけちゃって!」って(笑)名前も含めて、遊び心いっぱいのウォールフック。
つぎにハング・イット・オールの生みの親、ミッドセンチュリーデザインを代表するイームズ夫妻のこと…
イームズ夫妻とハング・イット・オールのこと
ミッドセンチュリーデザインといえばイームズ(Eamse)というくらい、20世紀のデザイン界に大きな影響を及ぼしたイームズ夫妻。パッと思い浮かべるだけでも、ラウンジ・チェア、プライウッド、プラスティック、ファイバーグラス、ワイヤーメッシュなどのチェアの数々… そのなかにはニューヨーク近代美術館 (MOMA) の永久収蔵品にもなったものもあります。洗練された美しさのなかに、遊び心と機能性を同時に備えた彼らのデザインは、家具にとどまらず、建築、映画、グラフィックなど多岐にわたっています。
MOMAのサイトをみると、ハング・イット・オールについて、次のように説明しています。
イームズ夫妻は、1950年代に入ってから子供を対象にしたプロダクトを数多くデザインしています。このシンプルなコート掛け、「ハング・イット・オール」は1953年の作品。イームズ作品としては珍しくポップで、子供っぽく見える色使いですが、カラフルなメープル材を塗装したボールの小さい方はジョージ・ネルソンのボールクロックと同じ、当時の最先端素材を使っています。また、ワイヤーはシェルチェアーなどのベースに使われているスチールワイヤーをペイントして応用するなど、洗練されたデザインを大胆に試みています。コート以外に好きなものを掛けて使えるのはもちろんですが、何もかけないでもオブジェとして楽しめるデザインです。
引用元:MOMA Design Store
【ハング・イット・オール】お気に入りの設置場所は?
わが家はごく普通のマンション。玄関を入るとオフホワイトの壁とクローゼットが目に入ります。『ザ・殺風景な玄関グランプリ』で上位入賞しそうなくらいのシンプルさ。このハング・イット・オール、わが家では玄関を入るとすぐに目に入る場所に設置してるんですけど…
でもあ~ら不思議、ここにこのハンガーラックをを設置すると、帰宅したばかりの疲れて少しすさんだ心がホワっとやわらぎます。なにか心を軽く楽しくしてくれる不思議な力があるんです。思わずハンガーにむかって、『ただいま!』って言いたくなるくらい。
きょうは撮影だから、お荷物少し少なめで(笑)しっかりとした作りで安心感のあるハーマンミラーの正規品
付属の木ネジと石膏ボード用ネジ抜け止めで全くゆらがない安心感があります
わが家のハング・イット・オール君は、東京駅の丸ビルにあるTHE CONRAN SHOP (ザ・コンランショップ)からやってきました。リプロダクトも多く出回っているから、実はどちらにするか少し悩んだのです… お値段もだいぶ違いますし。でも店舗でハーマンミラー製を見るとすぐに心が決まってしまいました。
ポップなカラーなのに不思議と子供っぽ過ぎずどこか上品。お高い値段が玉に瑕ですけど… このお買い物は後悔なし!疲れて帰ってきたワタシを毎日なごませてくれます。
有名なマルチカラー以外にも、いろいろあります
ハング・イット・オールといえば、わが家にあるようなカラフルなマルチカラーが有名ですけど、ハーマンミラー製でも様々なタイプの取り扱いがあります。単一色や素材そのものを生かしたウッディーなデザインなども人気。
これつぎに欲しいな~と狙っているシックなウォルナットバージョン
ワタシ好みの【ヴィンテージミックス】スタイルにもピタッときそうなこの渋~い色味
ナチュラルな木目タイプも柔らかい印象がステキ
フックもさることながら… このかかってるスローのステキさといったら… まとめて全部欲しい…
おわりに… どちらにする?正規品のハーマンミラー製 & リプロダクト
他のインテリア雑貨にくらべて、ハンガーラックはお手軽にインテリアの印象を大きく変えられるのでおススメです。たくさんあるチョイスのなかでも、特にイームズのハングイットオールはその効果が絶大です。しかも、癒し効果も絶大… (笑)
ハーマンミラー製はさすがの安心感…そうは言っても、リプロダクト※という選択もアリかなと思ってます。色違いが欲しいなぁと思っていて、つぎはシックなウォルナットタイプを狙ってます。予算を考えると… まずはリプロかな。それでもいつか… 余裕ができたらハーマンミラー製に付け替えたいのだけれど…
※リプロダクト品:デザイナーなどによってデザインされた製品の多くには意匠権が登録されいて
意匠権の期限が切れた製品を オリジナルデザインに忠実に復刻生産したもの
最後までお付き合いありがとうございます。
星の数ほどもあるブログの中から 当サイトにお立ち寄りくださりありがとうございます。
ご訪問のおしるしに… ポチッといただけたら、とても嬉しいです♪
それでは今日も口角をキュッとあげて参りましょう~
rejoiceでした。
この記事へのコメントはありません。